自然に
9歳の息子が、ニジイロクワガタを飼っている。
冬の間は寒いので、昆虫ケースごとダンボールに入れて、居間の片隅に置いていた。
そろそろ暑くなってきたので、ダンボールから昆虫ケースを取り出して、廊下の棚の上に置いた。
すると、何か白いものが下の方で動いているのが見えた。
そっとケースを持ち上げて確認すると、何と幼虫だった!!
成虫を他のケースに移して、昆虫マットを出して数えてみた。
1匹、2匹、3匹・・・・。全部で9匹いた。それもかなり大きくなっている。驚いた!!
本来は、夏の間に昆虫マットの中にセットしておいた産卵木を、秋に取り出して木を崩しながら、幼虫がいたら、取り出さなければならない。
それをうちの息子は、面倒くさいのと、どうせ居ないだろうからと、省略してしまっていたのだ。
だから、幼虫達は自分で木を食べながら、外に出て幼虫マットを食べて成長したのだ。
もちろん、自然の中で生きている昆虫達にとっては、自然の摂理に従ってのことだからそんなことは当たり前のことだ。
新しい命が生まれ、育っていくこととは凄いことだと思う。感動的でもある。
虹色にキラキラ輝く、美しい成虫になる日が楽しみだ。
自然の摂理に従って行きなければ、身体的にも精神的にも負担が掛かって崩れてくると思う。
特に身体は、指先の細胞の一つ、髪の毛の先、血液・・・・。
全て食べた物によって作られているということを忘れてはならない。
食物の質の良し悪しで身体の質も変わってくると思う。
食物を良い形で身体に取り入れるには、料理という手順をふまなければならない。
次回へ続く
総料理長 菊池正明